「カシタンカ」 感想 [本]
表紙(キツネのような風貌の犬が不安そうに見上げている)の絵にひかれて手に取った。
絵本というほどではないが、絵が多い。その絵の一つ一つがとても素晴しい。
セピア色の油絵で、タッチは筆捌きがそのまま残る少々粗いものなのだが、
画力がもの凄くて、少し離して見たら写真のようである。
物語自体は、なんということはない。カシタンカという名の犬が、飼い主とはぐれていろいろな目に遭う、
という単純なストーリー。
チェーホフの名は知っていたが、こんなものかという印象。
画集としての価値があると思った。
装丁は重厚なハードカバーで、金押し文字。本棚に置いたらカッコいい。
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はじめまして。
書き込みありがとうございました。
装丁に興味がある方って意外といるんですねぇ。
私の知り合いにも「装丁がキレイだから買っちゃった。」というヒトもいるし…。
「装丁」という珍しい言葉がつい目に付いたので書き込ませもらいました。
by ぱんだ (2005-11-07 22:41)
ぱんだ様 ご訪問有難うございます。
本が好きで、「装丁」につい目が行っちゃいます。
洋書とか、美術書とか(どれも高め)・・・。
CDなんかも「ジャケ買い」とかありますよね。
結構失敗したりするんですけど(笑)。
by midori (2005-11-07 22:50)